①タイトル
- 高野山を夫婦ふたりで巡る旅|大門・奥之院・金剛峯寺の感動をレポート【日本縦断Day7】
②目次
- 朝の矢立峠と桃の花|旅の始まりは山道から
- 高野山駐車場に到着|聖地への入口
- 大門で圧倒される|高野山の”顔”はやっぱりすごかった
- 壇上伽藍をゆっくり歩く|静寂の中にある美しさ
- 金剛峯寺|高野山の王道スポットを堪能
- 南院と女人堂|知る人ぞ知る穴場スポット
- 奥之院|空気が変わった場所
- 金剛三昧院|苔むす石段に時間が止まる
- 道の駅 柿の郷くどやまで車中泊|今日のまとめ
- 宿泊・観光情報リンク
- 前回・次回の旅について
- YouTube動画のご紹介
③本文
朝の矢立峠と桃の花|旅の始まりは山道から
37日間の日本縦断旅も、いよいよ7日目を迎えました。
朝、目が覚めると車窓の外に広がっていたのは、淡いピンク色の桃の花でした。山間の道沿いにひっそりと咲くその姿に、思わずふたりで「きれいやね」と声が出ました。矢立峠への山道を走りながら、朝日が木々の間からさし込んでくる光景は、旅の疲れも忘れさせてくれるほどの美しさでした。
「こんな景色、ここまで来んとわからんよね」と妻がつぶやいた言葉が、この旅の本質を表していたような気がします。
高野山駐車場に到着|聖地への入口
山道を抜けて高野山の駐車場に車を停めました。標高約900メートルの高野山は、空気からして違います。佐賀の平地に暮らすわたしたちには、この凛とした空気がまず新鮮でした。
駐車場には観光バスや県外ナンバーの車が多く、さすが世界遺産・高野山だと実感しました。「さあ、どこから行こうか」と地図を広げながら、ふたりで順番を相談しました。
大門で圧倒される|高野山の”顔”はやっぱりすごかった
最初に向かったのは高野山大門。高野山の総門であり、その威圧感たるやもう言葉になりませんでした。高さ約25メートルの朱塗りの大門が、山の緑に映えて堂々とそびえていました。
両脇に立つ金剛力士像(仁王像)は、その眼力に思わず足が止まるほどの迫力です。「この目で睨まれたら悪いことできんわ」と夫婦で笑いましたが、確かに背筋が伸びる思いがしました。
大門の前で記念写真を撮ろうとしたら、通りすがりの参拝客の方が「撮りましょうか」と声をかけてくださって。旅先での人の温かさにじんとしました。
壇上伽藍をゆっくり歩く|静寂の中にある美しさ
大門から歩いて向かったのが壇上伽藍(だんじょうがらん)。弘法大師・空海が高野山を開創した際に最初に整備した場所で、根本大塔や金堂など歴史的な建造物が立ち並んでいます。
朱色の根本大塔はひときわ目を引きました。高さ約48メートルのこの塔は、青空に向かってまっすぐに立っており、「大師はここで何を考えていたんやろうね」と妻が静かに言いました。
境内の砂利を踏みしめながらゆっくり歩いていると、観光地でありながらどこか参拝の空気が漂っていて、自然と話し声も小さくなっていきました。
金剛峯寺|高野山の王道スポットを堪能
続いて向かったのが金剛峯寺(こんごうぶじ)。高野山真言宗の総本山であり、高野山観光の”王道中の王道”です。
建物内に入ると、まず広大な石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」が目に飛び込んできました。白砂に雲海を、石が龍を表現しているというこの庭は、眺めていると時間を忘れてしまいます。「佐賀にいたら絶対見られん景色よね」とふたりでしばらく縁側に座って見入っていました。
建物内の豪華な襖絵や、台所の大きなかまどなど見どころも多く、じっくり見て回るのに小一時間かかりました。
南院と女人堂|知る人ぞ知る穴場スポット
金剛峯寺の後は、少し足をのばして南院(なんいん)へ。大きな寺院の多い高野山の中でも、こちらは比較的こじんまりとした佇まいで、地元の方やリピーターらしき参拝客の姿が多かった印象です。
境内に入ると、静かな空気の中に花や木々が美しく整えられていて、「こういう場所の方が好きかも」と妻が言いました。観光地としての賑わいより、祈りの場としての静けさが心地よく感じられました。
続いて向かった女人堂(にょにんどう)は、かつて女性の高野山入山が禁じられていた時代、女性たちが参拝を待った場所です。小さなお堂ですが、その歴史に思いを馳せると胸が熱くなりました。「昔の女の人、ここで手を合わせてたんやね」と妻がしみじみ言っていたのが印象的でした。
奥之院|空気が変わった場所
高野山の中でも最も神聖とされる奥之院(おくのいん)。参道には樹齢数百年を超える杉の大木が並び、その間に戦国武将をはじめとする歴史上の人物のお墓が約20万基も立ち並んでいます。
参道に足を踏み入れた瞬間、空気がまるで変わりました。「なんか、すごいとこにおる気がする」と夫婦でぽつりと話しながら、ゆっくりゆっくり歩きました。
弘法大師が今も生きて瞑想を続けているとされる「御廟(ごびょう)」の前では、自然に手を合わせていました。信仰の深い場所に、ただただ静かに感謝する気持ちが湧いてきました。
金剛三昧院|苔むす石段に時間が止まる
最後に訪れたのが金剛三昧院(こんごうさんまいいん)。国宝の多宝塔を持つこちらのお寺は、石段や境内の苔がとにかく美しかった。
雨上がりのような湿度の高い空気の中、緑色に染まった石段を上がっていくと、静かな境内が広がっていました。観光客も少なく、ふたりでゆっくり写真を撮りながら過ごせました。「こういう場所、なかなか人には教えたくないね」と言いながら、でもこうして記事にしているわけですが(笑)。
道の駅 柿の郷くどやまで車中泊|今日のまとめ
高野山をたっぷり満喫した後、下山して向かったのが道の駅 柿の郷くどやま。高野山の麓、九度山町にある道の駅で、地元特産の柿を使った商品が充実していました。
柿の葉寿司や柿スイーツをお土産にいくつか購入しながら、「今日はよう歩いたね」とふたりで振り返りました。境内の石畳や参道を何時間も歩き続けた足は棒のようでしたが、心はどこか満たされていました。
夕暮れどき、道の駅の駐車場に車を停めて今夜の車中泊の準備をしながら、「弘法大師さんに背中押してもらった気がする」と妻が言ったのが、この日一番の名言でした。
日本縦断7日目、最もスピリチュアルな一日が幕を閉じました。
④宿泊・観光の参考リンク
高野山・九度山エリアの宿泊や観光情報はこちらからチェックできます。
🌸 楽天トラベルで高野山の宿・観光を探す → https://travel.rakuten.co.jp/dsearch/?f_keyword=高野山
🌸 じゃらんで高野山の宿・観光を探す → https://www.jalan.net/kankou/search/?kwd=高野山
🌸 るるぶで高野山の宿・観光を探す → https://rurubu.jp/search?keyword=高野山
⑤前回・次回の旅について
▶ 前回の旅はこちら
Day6の旅では、紀伊半島の絶景ルートをドライブしながら高野山を目指す道のりをお届けしました。ぜひあわせてご覧ください。
▶ 次回はいよいよ紀伊半島の次なる聖地へ!
Day8では、高野山を後にしたわたしたちが向かった次のスポットをご紹介します。旅はまだまだ続きます。お楽しみに!
⑥YouTube動画のご紹介
📽️ 今回の旅の様子はYouTubeでもご覧いただけます!
大門の迫力、奥之院の神秘的な杉並木、金剛三昧院の苔むした石段…文章では伝えきれない空気感を、ぜひ映像でも感じてみてください。朝の矢立峠に差し込む光、桃の花のピンク、道の駅くどやまでのほっこりした夫婦トークまで、リアルな旅の記録をまとめています。
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車中泊夫婦旅【シニア夫婦が行く佐賀県→高野山Day7】聖地をゆっくり歩いた一日
メタディスクリプション:
車中泊夫婦旅Day7。シニア夫婦が高野山を一日かけてじっくり巡りました。大門・壇上伽藍・奥之院など王道スポットの料金・所要時間・アクセス情報も詳しく紹介。道の駅くどやまで車中泊した体験もリポート。
車中泊旅Day7の朝|矢立峠の朝日と高野山の町並みに感動
旅の7日目は、早朝の静けさの中でスタートしました。
朝日が差し込む矢立峠を越えながら、車窓には桃の花が咲き誇っていました。ピンク色の花びらが朝の光を受けて輝く光景は、思わず「止めて!」と声が出るほど美しかったです。シニア夫婦ふたりで顔を見合わせ、思わず笑顔になりました。
高野山の町並みに近づくにつれ、空気が変わるような感覚がありました。標高約900メートルの山上に広がる宗教都市。この日は高野山の主要スポットをすべて歩いて巡る、少し欲張りな計画を立てていました。
車中泊シニア旅におすすめ|高野山駐車場の情報と使い勝手
高野山観光の起点となる高野山駐車場に車を停めました。
高野山内にはいくつか駐車場がありますが、私たちは観光の利便性を考えて中心部に近い駐車場を選びました。
- 料金: 普通車1日500円〜(場所により異なる)
- アクセス: 高野山内の各スポットまで徒歩圏内
- 所要時間(駐車場滞在): 約7〜8時間
広い駐車スペースがあり、車中泊旅でも使いやすい環境でした。トイレも近くにあり、シニアの夫婦旅には安心できるポイントです。
高野山の象徴|大門と壇上伽藍を夫婦でゆっくり見学
高野山 大門
高野山の入口に立つ大門は、圧倒的な存在感でした。高さ約25メートルの大きな門をくぐった瞬間、「いよいよ聖地に入るんだ」という気持ちが込み上げてきました。
- 料金: 無料
- 所要時間: 約15〜20分
- アクセス: 高野山駐車場から徒歩または車で数分
金剛力士像が左右から見下ろす姿は迫力満点で、夫は「これは写真では伝わらないな」と何度も言っていました。
壇上伽藍
大門からほど近い壇上伽藍は、空海が高野山を開いた際に最初に整備した聖地です。朱色の根本大塔が青空に映え、その美しさに足が止まりました。
- 料金: 境内無料・根本大塔内部500円
- 所要時間: 約30〜40分
- アクセス: 大門から徒歩約10分
広い境内をゆっくり歩きながら、ふたりで「来てよかったね」と話しました。
高野山観光の王道|金剛峯寺と南院でシニア夫婦が感じたこと
金剛峯寺
高野山といえばここ、金剛峯寺。真言宗総本山として知られる本坊です。内部の豪華な部屋や廊下、そして日本最大級の石庭「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」は圧巻でした。
- 料金: 大人1,000円
- 所要時間: 約60〜90分
- アクセス: 壇上伽藍から徒歩約5分
屋根の上に置かれた「天水桶」の説明を聞き、昔の人々の知恵に感心しました。お茶とお菓子のサービスもあり、疲れた足を少し休めることができました。シニア旅にはこういったひと休みが本当にありがたいです。
南院
金剛峯寺から歩いてすぐの南院は、比較的観光客が少なく、静かにお参りできる場所でした。
- 料金: 無料
- 所要時間: 約20〜30分
- アクセス: 金剛峯寺から徒歩約5分
境内の雰囲気がとても穏やかで、「こういう場所こそゆっくり来られる車中泊旅の醍醐味だね」と夫が言っていました。
女人堂と奥之院|車中泊夫婦旅で訪れた神秘の霊場
女人堂
かつて女性の高野山入山が禁じられていた時代、女性たちが参拝できた最奥の地が女人堂です。歴史の重みを感じながら手を合わせました。
- 料金: 無料
- 所要時間: 約15〜20分
- アクセス: 高野山中心部から車で約5分
小さなお堂ですが、静かに佇む姿に心が洗われました。
奥之院
この日のクライマックスは、なんといっても奥之院でした。参道には樹齢何百年もの杉の木が立ち並び、両側には著名な武将や大名のお墓が続きます。空海が今も瞑想していると伝えられる御廟の前では、自然と手が合わさりました。
- 料金: 無料
- 所要時間: 約60〜90分(往復)
- アクセス: 一の橋から御廟まで約2km
薄暗い杉並木の中を歩くと、時間の流れが違うような感覚になりました。「日本に生まれてよかった」とふたりで話しながら歩いた参道は、忘れられない思い出になりました。
金剛三昧院から道の駅くどやまへ|今日の車中泊スポット
金剛三昧院
奥之院のすぐ近くに位置する金剛三昧院は、世界遺産にも登録されている国宝の多宝塔があります。観光客の少ない穴場的存在で、静寂の中でゆっくり過ごせました。
- 料金: 200円
- 所要時間: 約30〜40分
- アクセス: 奥之院から徒歩約5分
苔むした石段と荘厳な多宝塔の組み合わせが美しく、夫婦そろってカメラを向けていました。
道の駅 柿の郷くどやま(今日の車中泊地)
高野山からの帰り道、道の駅 柿の郷くどやまに立ち寄り、今夜の車中泊地にしました。
- 料金: 車中泊無料(駐車場利用)
- 所要時間: 高野山から約30分
- アクセス: 国道370号沿い・九度山町
地元名産の柿を使ったスイーツやお土産が充実していて、妻は早速柿ジャムと柿の葉寿司をゲット。売店で地元の方と話し込む時間も、車中泊旅ならではの楽しみです。
駐車場は広くて静かで、快適に車中泊ができました。この日の疲れをゆっくり取りながら、ふたりで一日を振り返りました。「高野山は半日じゃ足りなかったね」「また来ようか」という会話で眠りにつきました。
FAQ|シニア夫婦の車中泊旅・高野山についてよくある疑問
Q1. 高野山はシニアの夫婦でも歩いて回れますか?
A. 回れます。ただし奥之院の参道は往復約4kmあるため、歩きやすい靴が必須です。私たちはスニーカーで問題なく歩けました。疲れたら参道途中のベンチで休憩しながら進むのがおすすめです。金剛峯寺でお茶休憩を挟むと、体力的にも余裕が生まれます。
Q2. 高野山周辺で車中泊できる場所はありますか?
A. 高野山内での車中泊は基本的に禁止されています。私たちのように麓の道の駅を利用するのがベストです。「道の駅 柿の郷くどやま」は広くて清潔感があり、車中泊旅のベースとして非常に使いやすかったです。高野山まで車で約30分というアクセスも魅力です。
Q3. 高野山を一日で全部回るのは可能ですか?
A. 主要スポット(大門・壇上伽藍・金剛峯寺・奥之院)だけなら4〜5時間あれば回れます。ただし私たちのように南院・女人堂・金剛三昧院まで含めると7〜8時間かかりました。シニア夫婦の車中泊旅では「欲張りすぎず、気に入った場所でのんびりする」スタンスがおすすめです。高野山は何度来ても新しい発見がある場所なので、泊まりがけで2日かけるプランも検討する価値があります。
次回Day8は、熊野古道・那智大滝エリアへ向かいます。どうぞお楽しみに!


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